
三頭の蝶の道
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Narrated by:
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高畑 淳子
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By:
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山田 詠美
About this listen
編集者の林田咲は、作家・河合理智子の告別式に参列していた。河合はかつて女性が書いた小説が「女流文学」と称された時代から活躍し、文学史に名を遺した、偉大なる女性作家。しかし、その葬儀はごく質素なものだった――。
激動の昭和を生き、自分の筆一本で創作の世界を切り拓いた三人の魅力的な女性作家たち。その足跡をたどり、確かにあった熱い「女流」の時代を、同世代の作家、編集者、親族など様々な視点からフィクショナルに描き出す。著者デビュー40周年に満を持してリリースされる、記念すべき書き下ろし長編作品。
著者:山田詠美さん
「小学生の頃、国語の先生が嗚咽と共に朗読したのは、自死したばかりの三島由紀夫の作品。あの時、耳になだれ込む文学の快楽を知った。聴き手の皆さんにも、同じような圧倒的ドラマティック体験を高畑淳子さんの声で堪能して欲しいと思う。」
朗読:高畑淳子さん
「お芝居で演じるのは自分の役だけですが、朗読では作品に登場するあらゆる人物になれ、いろいろな角度から伝えられる魅力があると感じています。聴く方にとっても、音から想像を膨らませ、自分の想像のなかで作品が広がるというのはとても楽しい体験だと思います。今回、山田先生の書かれた本に身を投じ、書かれた言葉に誘われるかのように朗読しました。言葉を紡いでいく作家たち独特の生き方、人の見方、感じ方、業の深さを楽しんでいただきたいです。」