講談 古典怪異譚 十 Audiobook By 旭堂 南湖 cover art

講談 古典怪異譚 十

Preview

Try for $0.00
Prime logo Prime members: New to Audible?
Get 2 free audiobooks during trial.
Pick 1 audiobook a month from our unmatched collection.
Listen all you want to thousands of included audiobooks, Originals, and podcasts.
Access exclusive sales and deals.
Premium Plus auto-renews for $14.95/mo after 30 days. Cancel anytime.

講談 古典怪異譚 十

By: 旭堂 南湖
Narrated by: 旭堂 南湖
Try for $0.00

$14.95/month after 30 days. Cancel anytime.

Buy for $5.79

Buy for $5.79

Confirm purchase
Pay using card ending in
By confirming your purchase, you agree to Audible's Conditions of Use and Amazon's Privacy Notice. Taxes where applicable.
Cancel

About this listen

近年、注目を浴びている、日本の伝統話芸「講談」。
「冬は義士 夏はおばけで飯を喰い」と川柳に詠まれたほど、 講談師は夏になると怪談を語ってきている。

講談師の旭堂南湖が贈る古典怪談。
故きを温ねて新しきを知る。
名調子で語る「日本の怪談」ここにあり。

牡丹燈籠「亡霊の恨み」(25分)
亡霊の傀儡となった伴三夫婦。亡霊の手引きによって、首尾よく飯島の屋敷より百両の金を盗み出した。お米が、「それでは伴三さん、きっとお嬢さまと新三郎さまが結ばれるように、お札をはがしておいて下さいよ」
「へい、承知しやした。何、大丈夫。お嬢さまが家の中へ入って、萩原の旦那と添寝ができるよう、きっと取りはからいますから」
「それではお願い申します」
二人の亡霊はそのままの夜の闇に消えてゆく。あとには牡丹燈籠がユラリユラリ。伴三は、身震いをして、「やっぱり気味が悪いや。いくら慣れたといっても、妙に体が震えやがる」谷中清水町の家に戻ってきた。女房のお峰も寝やらず待っている。

牡丹燈記(30分)
『牡丹燈籠』には原作がある。中国の明代の作で、剪灯新話の中の『牡丹燈記』。
日本の『牡丹燈籠』には、じめっとした怖さがある。一方、中国の『牡丹燈記』はどこかカラリとしている。
玄妙観の魏法師から護符をもらった喬生が、これを家に貼ると、麗卿、金蓮の亡霊はぴったりと来なくなる。それから一月ばかりして恐怖もやや柔らぎ、ある日、友人の家へ遊びに行った帰り、夕方になっているのに驚いて家路についたが、いつとはなしに 麗卿の葬ってある湖心寺の近くへさまよう。すると、
「旦那さま」
と 金蓮が顔を出して、
「お嬢さまがお待ち兼ねでございます」
と無理やり手を引っ張って湖心寺へ連れ込む。

他二編
土蜘蛛退治(25分)
湖上の笛(27分)


旭堂 南湖(きょくどう なんこ) プロフィール
講談師。
1973年生まれ。
滋賀県出身。
大阪芸術大学大学院修士課程卒業。

1999年、三代目旭堂南陵(無形文化財保持者・2005年死去)に入門。
2003年、大阪舞台芸術新人賞受賞。
2010年、文化庁芸術祭新人賞受賞。
2015年、『映画 講談・難波戦記-真田幸村 紅蓮の猛将-』全国ロードショー。主演作品。
2019年、CD「上方講談シリーズ4 旭堂南湖」発売。「血染の太鼓 広島商業と作新学院」「太閤記より 明智光秀の奮戦」収録。

講談師・旭堂南湖公式サイト https://nanko.amebaownd.com/©2023 PanRolling
Entertainment & Performing Arts Ghosts
activate_Holiday_promo_in_buybox_DT_T2

What listeners say about 講談 古典怪異譚 十

Average customer ratings

Reviews - Please select the tabs below to change the source of reviews.