ビジネス達人の教え  By  cover art

ビジネス達人の教え

By: Dale Carnegie Tokyo Training
  • Summary

  • 日本のビジネスで成功するためには、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーションスキル、そして相手を動かす力が必要です。 この番組では、実際のビジネス経験に基づき、実践的な方法で、成功するためのスキルを向上させ、どんな問題に対しても適切なソリューションを提供するためのヒントをご紹介します。
    2022
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Episodes
  • 84 日本におけるピープルファーストのリーダーシップ
    Jul 16 2024
    アラン・ムラーリー氏はフォード社やボーイング社で非常に成功したキャリアを積んできました。彼のリーダーとしてのキャリアで、彼が提唱した原則は「People first、Love them up!」つまり「人が第一!そして彼らを愛すること!」。リーダーシップに愛を用いる。ということを原則として謳ったのです。これは、このポッドキャストをお聴きの皆様でしたら、初めて聞く概念ではないかもしれません。 そして、今日はその愛とリーダーシップについて、さらに詳しくお話しして参りたいと思います。 一見すると愛は非財務資本かもしれません。しかしながら、愛は財務資本の増減に大きく影響するエンジンのようなものなのです。自分らしくあることを自分が自分に許可をだせるようになる。それは自分を受け入れて、自分に対しての愛を感じることができるということでしょう。自分に愛がある環境では、人は他者を大切に想えるようになります。組織であれば、お互いを認め合える環境ができるのです。愛がある環境で、人は輝くのです。 最近では、リーダーシップトレーニングの受講者の方々にトレーニングの最後のご感想をお聴きすると、人を好きになることを学びました。人は愛で動くと思いました。愛があるところで、人は安心して最高のパフォーマンスを発揮できると思いました。このトレーニングを一緒に受講したメンバーの前でなら、安心して挑戦できると思いました。もっと言うと、このメンバーの前でなら、恥ずかしい一面も見せられるようになりました。そんな声が聴けるようになりました。トレーニングを通じて感じた事は学んだことよりもパワフルだと思います。学んだことは忘れても感じた事は生涯にわたり忘れないからです。 先週、このトレーニングを通じて、「やはり、慕われるリーダーは愛を発しているのだなー。」ということを実感するようなあるリーダー達が誕生する瞬間に立ち会う事ができました。 愛を発し慕われるリーダーとはどのようなリーダーでしょうか。 その方々は自分からは指示命令をしなくても相手に影響を与え、行動を促し、安心感と勇気を与えられる方々でした。相手をジャッジせず、ひとの声に耳を傾け、どのような方の心も軽くできるような、そのような愛に溢れる方々でした。デール・カーネギーのリーダーシップの原則も30ありますが、気づいた方はいらっしゃいますでしょうか。「良い話し手になろう。」とか、「説得力のある話し方をしましょう」という原則は一つもありません。デール・カーネギーの原則はむしろ、良い聴き手になる。質問を沢山し、相手にその考えを自分のものだと思ってもらう。。。そして小さな挑戦や成長を応援する。あなたならできる!と激励する!と言う事なのです。デール・カーネギーはリーダーシップを発揮するためには「親しみやすい人になり、他者に良い影響を与えられるようになろう。」と言っているのです。 自分は多くを話さず、皆に慕われ、勇気を与えられるリーダーとは?どのようなリーダーでしょうか、、、。私は、例えて言うならば、日本の場合は観音様のような方なのではないか?と思いました。観音様は自分では特に何も話さなくても、その存在の前に人が集まり、人が慕って、存在に手を合わせる。そして、皆が自分の心の中を話す。そうすると、皆、心が落ち着いたり、勇気が湧いてきて新しい考えが閃いたり、新しいチャレンジを試みてみようと決意が出来たりする。観音様は何か私たちに物理的な言葉を発したでしょうか。当然のように観音様は、物理的な声を発することはないと思います。でも、私たちはその存在の前で手を合わせたり自分の心の中を共有する事で、パワーがみなぎり、何かに挑戦しようと感じるのではないでしょうか。観音様は存在するだけで人に愛と希望を与え、影響を与える事ができるという事なのです。そうなのです。もはや何を言うかではなく、どのような存在としてそこに在るか。で人に与える影響が変わってくるのです。まさに「愛」の存在として居てくれるだけで、皆が居場所を見付け、幸せな組織が出来上...
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    12 mins
  • 83 売れるセールスパーソンが提供しているもの
    Jun 24 2024
    セールスの皆様、初めてのお客様に会いに行くとき、どのような気持ちでミーティングに臨みますか? まさに、今回が初めてのミーティング、楽しみでもあり、緊張もある方もいらっしゃるかもしれません。 商品や業界については精通しているし、セールストークにも自信がある。これまでも、それなりに成果を上げてきました。という方、その方がさらに売れるセールスパーソンになるために、何ができるか、ということを常に意識しているでしょうか。 お客様やお客様の企業についてのリサーチはもちろん完璧で、この商品がお客様にはぴったりのソリューションである!という事は確実!という自信満々でミーティングに向かう事でしょう。 商談で、自社商品の紹介はスムーズに行えた!そして、しっかりと自社についてアピールできたのに、お客様に買ってもらえなかった、または、すぐに決断していただけなかった、、、という事はありませんか? 自分で最高のセールストークが出来たと思ったとしても、お客様に喜ばれていなかったら、お金にはならないのです。一回は買ってくれるかもしれませんが、一回買ってくれたお客様がリピーターになってくれないと、私たちは、常に自転車操業ということになるのです。そうなるとセールスの我々はプレッシャーに押しつぶされそうになり、余裕のないセールストークをしてしまったりして、、、さらに悪循環になっていきます。 お客様がリピーターになり、そのリピートしてくださる固定客が他のお客様をご紹介してくださる。そういう好循環になれば、極端な話、私たちは二度と仕事をしなくても良くなるかもしれません。つまり、気の合うお客様と楽しい話をしているだけで売れていくサイクルができるのです。 売れているセールスパーソンの特長を考えていくと、、、その方自身が魅力的であるという事が挙げられると思います。この方と接すると元気になる。この方の言う事は信用できる。この方が言うなら損してもいい!!!!とまで思わせてくれるセールスパーソンにお会いしたことはありますか? 人間は理詰めで動いていると思われるかもしれませんが、この人は好き。嫌い。という感情が先にあり、その感情の裏付けを探すべく、商品のスペックなどが自分の基準を満たしているか。という買う理由、または買わない理由を私たちは後付けすると言われています。 やはり、感じがいい人、好感持てるなと思ってもらえる人になるという事はセールスパーソンにとっては最重要課題ということになるのです。 今あるお仕事とお金の好循環に感謝できる人のところにお金も人も集まってくるのです。 口では、謙虚な事を言っておきながら、もっと売り上げが欲しい!と心のうちで思っている方の発するエネルギーを我々人間は感じ取る事ができる生き物なのです。 やはり、お客様は、常に感謝しているセールスパーソン、お客様を思いやってくれるセールスパーソン、あなたは大切な方です。と思わせてくれる方から購入したいものなのです。 今の状態で感謝の気持ちを持つことが難しいと思っている方、使う言葉から変えていきましょう。どんな状況からも感謝できる事柄を見出し、お客様にもそれを提示してあげられると、それだけでお客様は我々との時間を価値のあるものだと思ってくれるのです。 さて、皆様は、セールスのロープレを練習していらっしゃいますでしょうか。 お客様にフォーカスし、質問をしてあげることができるセールスになる。お客様が自ら、我々との商談を進めていきたいとコミットしてもらえるように質問していくことができるよう、普段から相手にフォーカスした話し方を練習をしましょう。 話す割合はお客様が8割、自分が2割。その2割も、質問や相槌、お客様の考えに共感できる部分を伝え、我々がいたからこそ、お客様が普段思ってもいないことを話すことができた!いい時間を過ごすことができた!と思ってもらえるような時間を共に創っていくことが大切です。それができるようになったら、お互いにハッピーな関係性を保ちつづけることができます。その事で、...
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    11 mins
  • 82 鳥のさえずりに学ぶ聴き手を魅了する話し方
    Jun 11 2024

    プレゼンテーションで、素晴らしい事を言っているのに相手の反応がいまいちとか、ドラマチックに話しているのに、聴き手はちょっと引いているとか、感動が薄い。そういう方のプレゼンを聴くことはありませんか?

    聴き手をモチベートしたいとき、勇気を持ってもらいたい、背中を押したいので、ダイナミックに話すことは大切です。自信を示すことも大切です。ところが、声高高に力強くプレゼンをしたところで、そのプレゼンが雑音に聞こえてしまう人もいることも事実です。

    聴き手が冷めている状態、話し手とディスエンゲージする。これはなぜ起こるのでしょうか。そんな時、話し手はどのようなトーンで話すべきでしょうか。

    プレゼンテーションで大切な事は何ですか?この人の話はうまいと思ってもらう事でしょうか。この人の経験は凄いと思ってもらう事でしょうか。

    プレゼンは、私達のお話を聴き手の心に届けて、私たちに好感をもってもらうことが大切です。つまり聴き手としっかり共鳴し、私たちの話を聴く時間を心地がいいものだと思ってもらえることが大切なのです。

    それでは、どのようにしたらそれができるのでしょうか。

    聴き手の心にメッセージを届け、好感を持ってもらう事ができるプレゼンターとは、どのようなプレゼンターでしょうか。

    自分らしく話しているプレゼンター、聴き手の目線で話しているプレゼンター、そして、等身大の自分以上にかっこよく見せているのではなく、聴き手から判断される事を恐れずに挑戦している姿を見せてくれているプレゼンターだと思います。「ありのまま」に自分を表現している方のメッセージは、聴き手の心にまっすぐと届き、感動を与えます。デール・カーネギーも「you are the message!あなたこそがメッセージです」と言っているのです。

    例えば、鳥の声。鳥の声は私たちに癒しや安らぎ、時には活力を与えてくれます。鳥のさえずりを聴くと清々しい気持ちにしてくれます。鳥は等身大以上にカッコつけて鳴いたりしません。気分が良いから歌でも歌っているようなそんな愛らしさが伝わってきます。

    千の言葉で安心して、清々しい気持ちになって、勇気を出して、元気を出して、と言われなくても、かわいらしい鳥のさえずりを聴くと我々は勝手に清々しい気持ちになります。

    人も一緒なのではないでしょうか。言語情報や、作り込んだ表情、ジェスチャーが、ありのままの自分と不一致があると、聴き手は違和感を感じます。聴き手が感じる、その微妙な不一致は、テクニックでカバーすることができない、微細な振動として聴き手に伝わります。聴き手に違和感を感じさせないためには、ありのままの自分で楽しく話し、自分自身に心理的安全を与えられることが重要だと思います。

    上手なプレゼンを行うためのテクニックを身に着ける事は、比較的簡単です。その上で、聴き手を魅了するプレゼンテーションを行うためには、そのテクニックのみに頼らず、自分らしさを最大限にむき出しにし、自分の心が整っていることが重要です。誰かに認められたい、何かの結果が欲しい。そういう重い鎧を脱いだ自分をジャッジしない、そんな方の声、音のエネルギーは人の心に響きます。言葉に表現することのできない、温かみのあるその方らしさや愛らしさを伝播させることができます。それが、接着剤となり、聴き手が私たちが創る世界観と一体になれるプレゼンになるのです。それが聴き手を魅了するプレゼンテーションなのです。自分ひとりが悦に入るプレゼンとは格が違います。

    ですから皆さん、鎧を脱いでありのままの自分を楽しみその気持ちを伝播させましょう。そうすれば、聴き手も私たちが創る世界の中で心をワクワク震わせることができます。

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    10 mins

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