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  • 日本の心と美を伝える~舞台「一粒萬倍 A SEED」
    Oct 6 2024

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、一般社団法人一粒萬倍制作委員会代表理事の松浦靖さん。西日本豪雨で大きな被害のあった宇和島市吉田町の復興イベントとして2022年に上演された舞台「一流萬倍 A SEED」が、今年12月に愛媛県民文化会館で再演されます。これを前に、映像ディレクターとして世界的CMコンクールでの受賞歴もある松浦さんが舞台製作に挑むようになった背景、この作品に込めた思いなどを「セリフはほぼなし」「いただきます」「子どもたちに本物を」というキーワードで熱く語っていただきました。

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    49 mins
  • 日本の建築文化「鏝絵(こてえ)」に迫る
    Sep 27 2024

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、愛媛鏝絵美術館館長の梶田高弘さんです。鏝絵というのは、左官職人が漆喰を塗った壁に鏝で浮き彫り細工を施したもの。梶田さんが、この鏝絵に特化した美術館を松前町に設立したのは2年前。こうした美術館は、全国でも数か所しかないんだそうです。左官職人歴数十年の梶田さんの鏝絵にかける思いを、「鏝絵の歴史」「鏝絵ができるまで」「鏝絵を未来に」という3つのキーワードで語っていただきました。

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    48 mins
  • 170年超の歴史を誇る地域の宝!乙亥大相撲
    Sep 20 2024

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、乙亥大相撲編さん委員会委員長の岡澤壽さんと医院の清家卓さんのお二人。このほど西予市野村町の誇る乙亥大相撲の歴史をまとめた「乙亥大相撲~伝統を受け継ぎ、未来へつなぐ~」が出版されました。6年前の西日本豪雨で水没した乙亥会館は、地域の皆さんの熱い思いとともに復旧を遂げ、復興のシンボルともなっています。野村の人々にとってなくてはならない乙亥相撲。今回は「乙亥って何?」「野村の相撲文化は日本一」「いよいよ乙亥だなぁ」という3つのキーワードで、その歴史や文化的意味を紐解いていただきました。

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    43 mins
  • エルトゥールル号だけじゃない!トルコとの友好関係に影響を与えた「世のため人のため」の男
    Sep 12 2024

    今週は、南海放送本町会館から生放送でお送りしました。坂の上に訪ねてきてくださったのは、一般社団法人お城下松山理事で文化観光委員会委員長の日野二郎さんと勝田銀次郎顕彰会会長の一色敏郎さん。松山出身の実業家で政治家でもあった、勝田銀次郎についてお話を伺いました。親日国として知られるトルコですが、勝田銀次郎は日本とトルコの友好関係構築に大きな影響を与えています。その理由が「平明丸事件」。番組では、海運業で財を成すまでの歩みや「世のため人のため」に尽力した功績についても詳しくお伺いしました。

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    48 mins
  • 犬の毛をニスで頭に!?永遠の演劇青年 井上正夫
    Sep 5 2024

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、松山市民劇場事務局長の久野はすみさん。砥部町出身で明治から昭和にかけて活躍した俳優・井上正夫について紹介していただきました。山本有三や吉井勇、伊藤深水ら文化人とも交流があり、その誠実な人柄そのままに演劇に打ち込んだ井上正夫のイズムは、今も劇団文化座として受け継がれています。今回は、「セリフ無しの初舞台」「伊予訛り」「人を育てる」という3つのキーワードで井上正雄の足跡を紐解きます。彼を名優たらしめたものの一つが、ふるさと愛媛にもとづくもので…。

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    49 mins
  • 現代人にも刺さる「座右十戒」を遺した儒学者・尾藤二洲
    Aug 26 2024

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、四国中央市で宇摩地域の歴史や文化などを紹介・展示する郷土資料館「暁雨館」の学芸員・石川桂さん。江戸時代の儒学者で教育者の尾藤二洲について紹介していただきました。二洲の出身地にある川之江小学校では校歌の中にその名が出てくるほど身近な存在で、石川さん自身も、この校歌を歌って育ったのだとか。暁雨館では二洲による十の心がけを「二洲先生のアドバイスみくじ」として設置していて、私も特別に一つひかせてもらうと…(結果はポッドキャストで)!市民による顕彰会も存在するなど、宇摩地域では有名な偉人・尾藤二洲。その足跡を「学問の素質」「座右十戒」「寛政の三博士に」という3つのキーワードでたどります。

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    36 mins
  • 秋山好古の「大松山論」が道後温泉にも影響を与えた!?
    Aug 16 2024

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、松山兎月庵文化歴史館館長の小椋浩介さん。テーマは「道後を中心に見た古代から近代まで」です。先月、「5年半におよぶ保存修理工事を経て、道後温泉本館が全館営業再開」というニュースが話題になりましたが、小椋さんは「道後温泉誇れるまちづくり推進協議会」で道後の歴史を講義されたり、グランドデザインを担う方々を対象とした伊予の歴史についての座学などでも活躍されています。今回は「実は、中間拠点だった道後温泉」「河野氏と秋山好古と」「伊予の湯桁」というキーワードで、道後の歴史にまつわる大変興味深いお話を伺いました。

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    43 mins
  • 関東大震災を機に栄養士を生みだした「栄養学の父」佐伯矩
    Aug 9 2024

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、愛媛人物博物館の専門学芸員・冨吉将平さん。8月4日の「栄養の日」を前に、西条市出身で「栄養学の父」と称される佐伯矩(さいき ただす)について伺いました。いま私たちが当たり前に考えている栄養素やカロリーなど「栄養」について、世界で初めて科学の対象にしたのが佐伯矩なんです!そんな人物が愛媛出身だったとは…。今回は「矩、栄養学の必要性を覚る」「矩、栄養学を研究し広める」「矩、栄養士を作る」の3つのキーワードで、その偉業に迫ります。

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    44 mins