《1253》脳卒中後の復職、SNSがん情報、地域医療がピンチ‼️ほか Podcast By  cover art

《1253》脳卒中後の復職、SNSがん情報、地域医療がピンチ‼️ほか

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【今週の興味シンシン医療ニュース】

今週の興味シンシン医療ニュース📰

・脳卒中、3割弱が復職できず…

・SNSのがん情報4割が誤り

・環器内科医の減少に危機感…

・地域医療が崩壊⁉️大学病院が危機💦

https://note.com/naikaitakeo/n/n8586abe0e91e

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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

内科医たけお氏が医療に関するニュースやリスナーからの質問に答えるラジオ番組。今週は質問への回答はなく、気になった医療ニュース4本を紹介。


1. **脳卒中後の復職問題(5月30日 共同通信ニュースより)**

* 概要:脳卒中の治療を受け自宅退院した患者のうち、発症前に仕事に就いていた69歳以下の人の約3割弱が、半年経っても復職できていないことが厚生労働省研究班の調査で判明。調査対象1847人中、復職者は約半数の945人、未復職者は484人。

* たけお医師の所感:追跡不能者もいるため実際はもっと多い可能性。自身も回復期リハビリテーション病棟での経験や産業医としての経験から、復職の困難さを実感。医療側・産業側双方の理解と努力、個々の後遺症に応じた対応が必要。復職できない原因の詳細な分析と対策が求められる。


2. **SNSのがん情報の誤り(6月1日 朝日新聞より)**

* 概要:名古屋市立大学病院の乳腺外科医らの研究で、SNSに出回るがん関連情報(いいね数100以上)を医師がファクトチェックした結果、4割が誤りで、31%に有害な情報が含まれていた。

* たけお医師の所感:この結果は当然だと感じる。個人的にはSNSなどのネット情報は参照しない方が良いとすら考えており、AIで調べる方がまだましな可能性も。最終的には必ず主治医に確認することが重要。これはがん情報に限らず、ネットやメディア全般に言えること。


3. **循環器内科医の減少問題(5月27日 時事通信社ニュースより)**

* 概要:記事タイトルは「かんき内科医」と誤植されていたが、正しくは「循環器内科医」。日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)が、循環器内科医の志望者減少に歯止めをかけるため、経済的インセンティブ整備を含む診療体制維持・人材確保の提言を行った。

* たけお医師の所感:以前も取り上げたテーマ。循環器内科は外科医同様に過重労働で、特に緊急対応が多く常に臨戦態勢。そのため若手が敬遠しがちな現状があり、経済的インセンティブややりがいを感じられる工夫が必要。


4. **国立大学病院の経営危機(5月30日 産経新聞より)**

* 概要:各地の国立大学病院が経営危機に直面。令和6年度の赤字総額は200億円を超え、このままでは地域医療崩壊の危機感が広がっている。国立大学病院長会議も会見を開き窮状を訴えた。

* 原因:物価上昇(資材費高騰)、人件費高騰に対し、診療報酬では利益が出にくい構造。

* 研究時間の問題:大学病院は診療・教育・研究が三本柱だが、研究時間が十分に取れていない教員も多く(週平均0時間の教員が22%強)、国際競争力や業績評価にも影響。研究時間の確保も喫緊の課題。

* たけお医師の所感:非常に深刻な状況であり、この現状を広く知ってほしい。

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