《1273》透析医学会に参加して思ったこと Podcast By  cover art

《1273》透析医学会に参加して思ったこと

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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

以下は、動画「第68回日本透析医学会に参加してきました!」を約1000文字で要約したものです。


### **第68回日本透析医学会 学術集会・総会 参加報告**


内科医タケオ氏が、2023年6月27日から29日にかけて大阪で開催された「第68回日本透析医学会学術集会・総会」に参加した際の報告をフリートーク形式で語りました。以下にその内容を要約します。


* **学会の概要と特徴**

* 日本透析医学会は、透析関連では日本最大規模の学会で、数万人が参加します。

* 今回は大阪大学の井坂教授が大会長を務め、大阪国際会議場を中心に複数の会場で開催されました。

* 大阪・関西万博との連携が色濃く、万博のシグネチャーパビリオンを制作した専門家による特別講演が行われるなど、万博色が強い活気のある学会でした。


* **特に印象的だった3つのトピック**


1. **患者・家族参加(PPI)の重要性と進展**

* タケオ氏が以前から要望していた「患者・家族の声を聴く」というセッションが初日に設けられ、非常に有意義だったと高く評価しました。医療従事者と患者・家族では見えている世界が全く違うことを再認識し、このような当事者参加(PPI: Patient and Public Involvement)の取り組みが、研究だけでなく学会や情報発信の場でも重要だと強調しました。

* また、話題の書籍『透析を止めた日』の著者であるノンフィクション作家・堀川惠子氏の講演も行われました。会場は超満員で立ち見が出るほどの盛況ぶりで、このテーマへの関心の高さがうかがえました。


2. **サイコネフロロジー(精神腎臓病学)への関心の高まり**

* タケオ氏自身も演者として「サイコネフロロジーの診療ガイドを現場でどう使うか」をテーマにしたセッションに登壇しました。

* 透析医学会でこのテーマが扱われるのは5年連続となり、年々注目度が上がっていることを実感したと述べました。

* このセッションの特徴は、医師だけでなく看護師や臨床心理士といった多職種の専門家が登壇し、多角的な視点から議論が展開された点です。診療ガイド自体も多職種の協力を得て作成されており、その理念が反映された形となりました。

* 来月(※動画収録時点)には「サイコネフロジー学会」が大阪で開催されることも宣伝し、この分野のさらなる発展に期待を寄せました。


3. **高齢者腎不全と終末期医療に関する議論の深化**

* 長年学会に参加する中で、年々「高齢者」や「終末期」の腎不全患者にどう向き合うかというテーマへの関心が高まっていると感じていると述べました。

* 透析導入患者自身の高齢化を背景に、関連する講演やポスター発表の会場はどこも満員で立ち見がでるほどであり、現場の医療者の関心の高さを物語っていました。

* 特に、透析や腎移植といった腎代替療法をあえて行わない「保存的腎臓療法(CKM: Conservative Kidney Management)」という選択肢が現場で増えており、そうした患者への医療や緩和ケアをどう提供していくかが、腎不全医療に携わる者にとって喫緊の課題となっていることを再確認しました。


* **おわりに**

* セッション後、ラジオのリスナーから「心身健康ラジオを聴いています」と直接声をかけられ、非常にありがたく、励みになったと感謝を述べました。

* 専門家も聴いているということで、今後も気を引き締めて情報発信を続けていきたいという思いを新たにしました。

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