#4 完璧じゃなくていい─「制約された合理性」で決めて動く習慣をつくる Podcast By  cover art

#4 完璧じゃなくていい─「制約された合理性」で決めて動く習慣をつくる

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令和6年度 企業経営理論 第16問(改) (問題) 複雑な意思決定において、意思決定者は完全な合理性を追求できるだけの情報処理能力を持たないとされます。このような「制約された合理性」の下での意思決定に関する記述として、最も不適切なものはどれでしょうか? A: 各代替案によって将来的に引き起こされる全ての結果に対して、それらを最も好ましいものから最も好ましくないものまで順位づける一貫した効用関数を、意思決定者はあらかじめ持つ。 B: 反復的な意思決定を行う状況では、意思決定者は行動プログラムのレパートリーを作り、それらを代替案の集合として意思決定に利用する。 (解答・解説) 正解はAです。 Aは不適切な記述で、「完全な合理性を持っている」という前提に立っていますが、実際の私たちはそんなに万能じゃないんです。 つまり、将来の結果をすべて予測して、きっちりと「これが一番いい!」と決められるような効用関数なんて、普通は持っていませんよね。 一方、Bは適切です。 限られた時間や情報の中で意思決定をしなきゃいけない場面では、 「もし条件がXなら、そのときYをする」 という行動パターン(行動プログラム)をあらかじめ持っておくことで、いちいち全部を考えずにスムーズに動けるようにしているんです。 #ビジネス #仕事 #仕事術 #転職 #中小企業診断士
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