経営企画のたばこ部屋 Podcast By きりん cover art

経営企画のたばこ部屋

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By: きりん
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About this listen

◆番組概要 経営企画の「きりん」が経営企画としての悲哀や悦びを語ります。たばこ部屋だからこそ聞ける、なんとなく盗み聞き程度でちょうど良い、でも聞き流すにはもったいない、そんな番組を目指します。 ◆Personality:きりん 外資系コンサルティングファームやBIG4系FASにて、新規事業立案プロジェクトに多数従事し、事業計画策定やビジネスケース作成、企業価値算定等に携わる。 ベンチャー・事業会社では経営企画/経営管理として予算策定、予実管理、着地見込や予予管理を中心に企業価値向上を担う。 ◆Twitter:⁠⁠⁠⁠https://x.com/kirin_fpa⁠⁠⁠⁠ ◆Note:https://note.com/logicalkobo (LISTEN配信用リンク) https://listen.style/p/2xsakuvf?XVjHHTWEきりん Economics Management Management & Leadership
Episodes
  • #49 経営企画と戦争広告代理店
    Jul 4 2025

    ◆戦争広告代理店から学ぶ情報戦略◆

    1990年代のボスニア紛争において、ボスニアはPR会社を活用し、国際社会の関心を引きました。コネクションを最大限に活用し、メディア関係者へ積極的に情報提供を行ったほか、無視できない状況を作り出す工夫も凝らしました。また、首相が分かりやすい言葉で話すよう指導し、記事化しやすいプレスキットを用意するなど、情報の拡散・再生産を意識した戦略が成功の鍵でした。

    ◆感情に訴えかけるメッセージング◆

    合理性よりも感情に訴えかける重要性も示唆されました。具体的な被害状況を写真で伝えたり、アメリカ人の関心の高い環境問題と結びつけて訴えたりすることで、効果的に世論を味方につけました。言葉選びにもこだわり、「民族浄化」といった強い言葉を用いることで、聞き手の心に深く響く発信をしました。

    ◆経営企画への応用とリソース獲得◆

    これらの情報戦略は、経営企画におけるリソース獲得にも応用可能です。社内キーパーソンとの関係構築や、プロジェクトへの関心を高めるためのPR活動が重要です。スライド作成も、自身のコミットメントを示す手段として有効であり、情報が独り歩きして再生産される構造を作り出すことを目指します。社内政治とも言えるリソース獲得競争ですが、本当にやるべきと信じるプロジェクトであれば、積極的に関与すべきだと締めくくっています。


    ◆Personality:きりん

    外資系コンサルティングファームやBIG4系FASにて、新規事業立案プロジェクトに多数従事し、事業計画策定やビジネスケース作成、企業価値算定等に携わる。

    ベンチャー・事業会社では経営企画/経営管理として予算策定、予実管理、着地見込や予予管理を中心に企業価値向上を担う。


    ◆Twitter:⁠⁠⁠⁠https://x.com/kirin_fpa⁠⁠⁠⁠

    ◆Note:https://note.com/logicalkobo

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    14 mins
  • #48 企業セミナー参加の心得とその裏技
    Jun 27 2025

    ◆セミナー懇親会での効果的な立ち回り方◆

    セミナー後の懇親会では、多くの参加者が登壇者に集中し、名刺交換の列ができます。しかし、登壇者との会話は時間が限られ、深い話は難しく、印象に残りにくいのが現状です。一方、会場スタッフとの交流は待ち時間がなく、時間をかけて具体的な話ができるため、有益な情報を得やすいでしょう。

    ◆スタッフ交流のメリットと留意点◆

    会場スタッフは実務に携わっているケースが多く、現場の具体的な話や詳細な情報を引き出しやすい利点があります。また、スタッフは「与える側」として接してくれるため、質問にも快く答えてくれます。さらに、スタッフを介して目的の人物に繋がる可能性もあります。ただし、スタッフの業務を妨げないよう、状況を判断して話しかける配慮が必要です。


    ◆Personality:きりん

    外資系コンサルティングファームやBIG4系FASにて、新規事業立案プロジェクトに多数従事し、事業計画策定やビジネスケース作成、企業価値算定等に携わる。

    ベンチャー・事業会社では経営企画/経営管理として予算策定、予実管理、着地見込や予予管理を中心に企業価値向上を担う。


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    11 mins
  • #47 経営企画でどう尖るか?
    Jun 20 2025

    ◆中堅企業における経営企画の立ち回り◆
    中堅企業規模になると、経営企画はチームでの価値発揮が求められ、業務もゼロイチより既存業務の強化や自動化が中心となる。顔の見えない関係者や複雑化するデータ環境の中で、自らの役割を明確にし、ルーティンに埋もれず新しい課題に挑む余力を持つことが重要となる。

    ◆専門性とキャラクターの確立◆
    事業計画、業績予測、業務改善、DX導入、資金調達など多様な役割の中から、自身の得意分野を明確にし「この領域なら自分」と言えるキャラクターを形成することがカギとなる。実務に根差した貢献が期待され、単なる分析や資料作成にとどまらず、明日からの行動に結びつく成果が重視される。

    ◆経営企画の進化と火消し型の可能性◆
    経営企画には、問題解決型の“火消し”として機能するケースもあり、部署横断的にあらゆる課題に対応できる強さが問われる。キャリアの一貫性よりも現場での実行力が評価される場合もあり、多様なスキルを活かせる場面が広がっている。


    ◆Personality:きりん

    外資系コンサルティングファームやBIG4系FASにて、新規事業立案プロジェクトに多数従事し、事業計画策定やビジネスケース作成、企業価値算定等に携わる。

    ベンチャー・事業会社では経営企画/経営管理として予算策定、予実管理、着地見込や予予管理を中心に企業価値向上を担う。


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    17 mins
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