神なき時代の「終末論」 Audiobook By 佐伯 啓思 cover art

神なき時代の「終末論」

現代文明の深層にあるもの

Virtual Voice Sample

Try for $0.00
Prime logo Prime members: New to Audible?
Get 2 free audiobooks during trial.
Pick 1 audiobook a month from our unmatched collection.
Listen all you want to thousands of included audiobooks, Originals, and podcasts.
Access exclusive sales and deals.
Premium Plus auto-renews for $14.95/mo after 30 days. Cancel anytime.

神なき時代の「終末論」

By: 佐伯 啓思
Narrated by: デジタルボイス
Try for $0.00

$14.95/month after 30 days. Cancel anytime.

Buy for $7.53

Buy for $7.53

Confirm purchase
Pay using card ending in
By confirming your purchase, you agree to Audible's Conditions of Use and Amazon's Privacy Notice. Taxes where applicable.
Cancel

This title uses virtual voice narration

Virtual voice is computer-generated narration for audiobooks.

About this listen

しばしばフランス革命は、「自由主義」「社会主義」「保守主義」の三つの思想を生みだしたといわれるが、「保守主義」を欧州に残して、「自由主義」はアメリカへ、「社会主義」はソ連へ引き継がれたと見なしてよいだろう。この両国はその後それらのイデオロギーを世界に普及させることを目指すのだが、そうした志向の根底には『旧約聖書』の終末論が潜んでいた。

『旧約聖書』によると、歴史の最終局面では世界は破滅し、その前(後という説もある)に至福のユートピアを迎える。この終末論に基づく歴史観が、「神」が姿を見せない現代においてもアメリカ・ロシアを突き動かしているのだ。本書では文明論の第一人者が、歴史の深部にある『旧約聖書』の影響力、さらには文明の「根源感情」を論じ、現代を捉え直す。

巻末には『人新世の「資本論」』の著者斎藤幸平氏との「保守×左派」対談も収録。「どうして日本人はこんなにも資本主義が好きなのか」という問いや、マルクスについての疑問、資本主義に対して半身で構えるための「コモン」などについての議論を展開する。

●承認欲求がやがて対等願望に
●ユダヤ教の「他民族への優越」が受け継がれた
●歴史の四層の構造
●「市民的資本主義」と「ユダヤ的資本主義」
●ヨーロッパの根源感
●ロシアの「終末への熱狂」
●支配されるものの知恵――イギリスの保守主義とは©Saeki Keishi
Philosophy
activate_Holiday_promo_in_buybox_DT_T2

What listeners say about 神なき時代の「終末論」

Average customer ratings

Reviews - Please select the tabs below to change the source of reviews.